住宅の取得に関しても、特例や優遇措置の対象となっています。また、設計事務所や工務店に住宅の設計をお願いする場合、設計監理契約書へ貼付する印紙代が求められるケースがあるでしょう。
なお、司法書士に登記手続きをしてもらう場合は、3万円程度の報酬も計算に入れておいてください。
参考元:財務省|登録免許税に関する資料参考元:国税庁|土地の売買や住宅用家屋の所有権の保存登記等に係る登録免許税の税率の軽減措置に関するお知らせ参考元:総務省|不動産取得税参考元:国土交通省|不動産取得税に係る特例措置参考元:国税庁|不動産売買契約書の印紙税の軽減措置
注文住宅の諸費用【住宅ローン編】
最後に、住宅ローンに関連した諸費用について深掘りしていきましょう。
融資手数料・ローン保証料
住宅ローンを融資してもらうときには、手数料が生じます。手数料の設定は金融機関によって異なり「融資額の○%」や「金額にかかわらず一定額」といったケースがあります。
また、ローン保証料は、保証会社に依頼する際に金利に上乗せされる費用です。一括払いを選択する場合は、借入額の2.2%が目安になります。
各種保険料
住宅ローンを組む条件として、火災保険の加入が求められます。火災保険に10年加入した場合の保険料の相場は15~40万円。付帯して地震保険に加入するとなると、1,000万円あたり5万円程度の保険料が加わります。
また、住宅ローンを契約する際は、団体信用生命保険に加入し、契約者が高度障害状態または死亡したときに備えるのが一般的です。保険料は、金利に上乗せされる仕組みになっており、金融機関によって異なりますが、年0~0.3%程度が相場となっています。
各種税金
住宅ローン契約時の税金は、登録免許税と印紙税がかかります。